誕生日の木 7月4日

7月4日の誕生日の木はキョウチクトウです。

キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木でインド原産。
日本へは中国を経て江戸時代中期に伝来したそうです。
学名はNerium oleander var. indicum
和名は葉がタケに似ていること、花がモモに似ていることからついた「夾竹桃」という中国名に基づいています。

非常に丈夫で大気汚染などにも強いため、公道や高速道路など街中によく植えられています。
また、原爆が落ちたあとの広島で、最初に花を咲かせた植物であったことから、復興のシンボルとされました。

葉は長楕円形で輪生し、全縁で両端がとがっています。
花期は長く6~9月ごろまで。花弁は基部が筒状、その先端で平らに開いて五弁に分かれ、それぞれがややプロペラ状に曲がります。ピンク、白、黄色など多数の園芸品種があり、八重咲き種もあります。

強い毒性を持つことでも知られ、花や葉、根や実などすべての部分に加え、周辺の土壌、腐葉土、燃やした時の煙にも毒が含まれているそうです。
青酸カリよりも強いオレアンドリンなどが毒の成分で、体内に入ると心臓発作や下痢、痙攣などを引き起こします。
ヒトの致死量は0.3mg/kgで、キョウチクトウの枝を箸や串の代わりに使って食事をするだけでも死に至ると言われています。

花言葉は「油断大敵」「危険な愛」「用心」「注意」など。
すべて、毒が含まれていることが由来となっているそうです。

なお、キョウチクトウは、大気汚染や悪環境に耐える、というより、有害物質を体内に取り入れない仕組ができている、と言われています。

キョウチクトウの葉には裏側に肉眼では見えない窪みがあります。
窪みの内側にはぴっしりと毛が生えていて、その奥に空気を取り込んだり呼吸するための気孔があります。毛がフィルターの役割をし、気孔から有害物質が入ることを防いでいるようです。

くれなゐも うき色と見ぬ その門や

             夾竹桃の 夕ぐれの雨   木下利玄

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