誕生日の木 12月27日

12月27日の誕生日の木は ミズキ(水木)です。

ミズキ科ミズキ属の落葉高木。 学名 Cornus controversa 別名 クルマミズキ、燈台木

北海道から九州までの身近な林に普通に見られる木で、明るい場所を好むので、田畑の周りや雑木林のへりによく生えています。高さ10~20mになる木です。

枝を切ると樹液が水のように滴りおちることから、水木と名づけられたそうです。

photo by Magnus Manske

葉は広楕円形または楕円形で、縁は全縁で大きな波状になり、葉の先がちょこんと突き出ているのが特徴です。
互生ですが、短枝の枝先に集まって輪生するので、互生か対生かの区別がつきにくい時があります。
ちなみに、ミズキ科で葉が互生するのは本種のみで、他(ヤマボウシ、ハナミズキ)などは対生です。本種によく似たクマノミズキも、葉は対生でつきます。

雌雄同株、同花で、花期は5~6月。
枝先に散房花序を出し、白い小さな花をたくさんつけます。花柄は互生状に枝分かれし、上面がほぼ平らな花序を形成します。花弁は4枚、雄しべも4本です。

花言葉は「成熟した精神」「耐久」


8~10月に紺色~黒く熟します。果柄が赤くなるのでよく目立ちます。
ツキノワグマの好物で、冬眠前の大切な食料になるそうです。

photo by Cory

ミズキは階段状の枝を展開することが一番大きな特徴で、遠くからでもよくわかります。

枝を面状に広く伸ばし、テーブルをいくつも重ねたような樹形になります。

棚状に広がった枝と上から見ると、ほぼ等間隔に整然と枝先が配列されており、枝がほとんど重なっていないそうです。

鳴子こけし

木材としてのミズキは、材質が柔らかで色が白く粘りがあり、お椀やコケシの材料として使われています。宮城県の鳴子コケシが有名です。

また箸の材料としても有名で、柳箸はヤナギという名がついていますが、実際にはこのミズキが良く使われているそうです。

余談ですが…
この「柳箸」。お正月などのお祝いに雑煮やおせちを食べるのに使われる、両端が細く削られたお箸ですが…。 両端が削られているのは、片方は人間が使い、もう片方は歳神さまが食べるため…だそうです。新年を祝い、一年の恩恵を授かる意味から歳神さまと食事を共にするわけですね。なので、両方とも使えるからといって、ひっくり返して取り箸にしたりするのはタブーだそうです。


たなかけて くまの
いゐる水木の実    山形悦子『万象』

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