誕生日の木 5月18日
5月18日の誕生日の木は「サツキツツジ」です。

サツキツツジは、5~6月に咲く日本原産の常緑低木で、ツツジの中でも特に強健で育てやすい花木です。
ツツジより一歩遅れて咲き、花は小ぶりで色や模様がとても豊富。庭木としても生垣としても、そして盆栽としても長く愛されてきました。
サツキツツジの基本情報
学名:Rhododendron indecum
科属:ツツジ科ツツジ属
樹高:50cm~1.5mほどの常緑低木
原産地:日本(関東以西~九州、屋久島)
開花期:5月下旬~6月上旬(ツツジより約1ヶ月遅い)
花色:白・赤・ピンク・紫・緑・複色など非常に多彩
花言葉:節制
サツキという名前は、5月(皐月)に花が咲きそろうことから名付けられたと言われています。
江戸時代にツツジのブームがあり、数多くの園芸品種が作出されたことから、これらをおおまかに区別するために、4月から5月中旬に開花するものを「ツツジ」、5月下旬から6月上旬に開花するものを「サツキ」と呼び始めたそうです。
なぜ江戸時代に流行したのか… 興味があって少し調べてみたところ、
- とにかく品種が増やしやすかった
サツキは突然変異が出やすい植物で、「花色」「絞り模様」「覇輪(ふちどり)」「咲き分け」などが自然に出やすいそうです。江戸の園芸家達は「お、変わった花が咲いたぞ」「これを交配したらどうなる」と次々に新しい品種を作り出した - 町人文化の中で「小さな庭」「鉢植え文化」が発達していた
サツキは「小さく育てられる」「刈り込みに強い」「花付きが良い」「樹形が作りやすい」ことから、江戸時代の住環境に完璧にフィットした - 開花が”初夏の風物詩”として愛された
ツツジが終わり、梅雨入り前の爽やかな季節に咲くサツキが江戸時代の人にとっては「初夏の訪れを告げる花」として季節の節目を感じさせる存在だった
などの理由があることがわかりました。これって、現代も変わりないところが面白いですね🤣

サツキとツツジ…
開花時期が違うことから区別はつけやすいのですが、他にも特徴的な違いがあります。
| サツキ | ツツジ | |
|---|---|---|
| 開花 | 5月下旬〜6月 | 3〜4月 |
| 花の大きさ | 小輪(2〜4cm) | 大輪(5〜7cm) |
| 雄しべの数 | 5本 | 5本以上 |
| 花の咲き方 | パラパラと咲く | 一斉に咲く |
| 葉 | 小さめ(2~2.5cm) 花が咲いてから出る |
大きめ(4~5cm) 花が咲く前に出る |
| 葉の表面 | つやつやして光沢がある | 軟らかい毛がある |




以前スタッフがツツジについて記事を書いてくれています。
良ければそちらもご覧ください。
ツツジ
江戸時代に住む人々も愛でていたというサツキ。
江戸の人もツツジが終わってサツキが咲く、この季節の”段差”を楽しんでいたのかと思うと、嬉しいような不思議な感覚になりますね😊
つつじ散り 皐月つつじは まだの頃
高浜虚子


