心浮き立つ春

3月の半ばごろまで、冬に戻ったかのような寒い日が続いていましたが、ここ数日は暖かな穏やかな日が続いています。
もうすっかり春ですね🌷🌷

会社近くの桜がすでに咲いていました。私にとっては今年初めて見る桜です😆

こちらは梅の花。満開でした。

さまざまな植物が芽吹き始めるこの時期、私たちも何かしら心が浮き立つ…ワクワクとした気分になりますね。

春になるとワクワクするのはなぜなのでしょう?

これは「セロトニン」という神経伝達物質が関係しているそうです。
「セロトニン」とは「幸せホルモン」とも呼ばれていて、精神を安定させたり集中力を高めたり、また体調を整えたりと、主に心と体のバランスを調整する役割を担っています。

春になって、日が長くなったり暖かくなったと脳が感じると、この「セロトニン」が活発に分泌されて、ワクワクした気分が高まると考えられています。
また「セロトニン」は心の領域にも働きかけて、意欲を促してくれるので、ポジティブ思考になるのだとか。春になるとワクワクする…ということも、ちゃんと科学的に解明されているのですね😆

そろそろ終わりかな…冬の間楽しませてくれたサザンカです

が、「心浮き立つ」という言葉… 本来は「心が一所に落ち着かず、地に足がちゃんとついていないような、いつもそわそわした状態」のことを指しているそうです。

ワクワクすると共に、メンタルの不調を訴える人が多いのもこの時季の特徴だそうです。
春先を「木の芽どき」とも呼びますが、この言葉も「身体的・精神的にバランスを崩しやすいので病気に注意するべき時季」という意味で昔から伝えられてきたということです。

確かに春は転勤や卒業・入学など生活環境の変化が多い時ですし、気温や気圧、湿度といった気象の変化や、最近では花粉や黄砂の飛散などで、気がつかないうちにメンタルや身体に負担がかかっているのかもしれませんね。

加えて、今年は光熱費や食料品の値上げなど、経済的にもストレスがかかって、やってられないなぁ~💦と思うこともしばしば😭 今後日本は…世界はどうなっていくのだろうか…と不安になることもあります。

ユキヤナギ
チョウセンレンギョウ

ここ数年、これまでの世界がどんどん変わっていっているような感覚があります。
常識だと思っていたものが覆されたり、信じていたことが嘘だとわかったり…
おかしなことが日本だけでなく世界中で起きていますね。
「善と悪」「光と闇」など二元論の思考ではなく、もっと俯瞰的に物事を見極めていく必要があると感じています。

ストレスだらけの世の中ですが、体調を整えセロトニンを増やして、春の芽吹きを楽しみたいものですね。

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