2020年 クリスマス
早いもので、今年も残すところあと1週間となりました。
この1年は新型コロナに始まり新型コロナに終わりそうですね。
いろんな意味で、これまでとは違う価値観・生活様式が求められた1年だったように思います。
今まで当たり前のようにできていたことができなくなり、世の中は予見できないことが突然起こり得るのだということを実感させられました。
けれど、そんな中でも、家族との時間を楽しんだり、家でできる趣味に没頭したり…
小さな幸せを見つけることができた1年でした。
当たり前と思っていたことが、実は当たり前ではなかったこと。
自分にとって何が大切なのか改めて気づかせてもらった1年でもありました。
今日はクリスマス。
実は12月25日はイエス・キリストのお誕生日ではなく、「キリストが生まれてきたことをお祝いする日」なんだそうです。多くの民族にみられた、太陽の再生を祝う冬至の祭りと融合したものといわれています。
なぜ12月25日になったかについても諸説ありますが、一般的には古代ローマ帝国の太陽信仰『ミトラ教』の祭日が関係していると言われています。
ミトラ教では、不敗の太陽神の誕生を祝う日を12月25日としていました。キリスト教はこの文化を吸収し、同日をキリストの誕生を祝う日にしたのだとか。
また、クリスマスに飾られるツリーの習慣は、15,6世紀にドイツで広まったと言われており、古代から続く「永遠の象徴」を表した常緑樹にさまざまなオーナメントを飾ることで「神の永遠の愛や神が与える生命を象徴する」といった意味が込めているそうです。
今年は静かなクリスマスを過ごされている方が多いと思います。
できなかったことを嘆くより、今できることを、できる範囲で楽しむ・・・
その幸せを感じながら過ごしていければ・・・と願っています。