誕生日の木 2月22日

2月22日の誕生日の木は「ヒイラギナンテン」です。

ヒイラギナンテン(柊南天)は、その名の通り「ヒイラギのようなトゲのある葉」と「ナンテンのような実」を併せ持った常緑低木です。
 
 

ヒイラギナンテンの基本情報

分類:  メギ科 メギ属 

学名:   Mahonia japonica  

別名:   トウナンテン

原産地:   中国南部、台湾、ヒマラヤ
葉の特徴:長さ30~40cmの奇数羽状複葉で互生

     小葉はツヤがあり、縁に鋭いトゲ状のギザギザ

     トゲは若い葉ほど鋭く、古い葉はやや丸くなる傾向がある

樹皮:樹皮はコルク質で灰黒色を帯び、縦に避ける
   幹は柔軟で切断しにくく、断面は黄色い

花:花期は2~4月頃 枝先に鮮やかな黄色の小花を房状に咲かせる

実:初夏(5~6月頃)に紫~黒色の実をつける

花言葉:「忍耐」「希望」「激情」「愛情は増すばかり」

葉がヒイラギのようにトゲトゲしていることと、実のつき方がナンテンに似ていることから、その両方を合わせて「ヒイラギナンテン」と命名されました。
ヒイラギもナンテンも縁起の良い木として知られており、両方を併せ持つヒイラギナンテンは更に縁起が良いとされ魔除けや厄除けとして玄関先や鬼門に植えられることが多く、庭木として人気の高い木です。

 

光沢のある硬い葉をしています。
葉の裏は黄緑色で無毛
幹は古くなるとコルクのような樹皮で覆われる

「陰樹」と呼ばれ、日光の当たらない北側や建物の陰でも元気に育ちます。また成長が比較的ゆっくりで、樹形も自然に整いやすいため、頻繁な剪定も必要ありません。更に目立った病気や虫がつきにくいこともあり、とても育てやすい庭木の一つとされています。

花の少ない時期に咲くため、春の訪れを告げる存在として重宝されています

ヒイラギナンテンの皮や根には「ベルベリン」という薬用成分が含まれており、中国では「功労葉(こうろうよう)」や「十大功労」という名前で呼ばれているそうです。
このベルベリンという成分、有名な胃腸薬の「正露丸」や生薬の「黄連(おうれん)」にも含まれる成分なんだとか。
ただ、現代では、日本の一般的な病院で処方される粉薬の中にヒイラギナンテンが主薬として入っていることは稀だそうで、どちらかと言えば「民間薬」として使われているそうです。

常緑樹ではありますが、日向に植えられ、かつ冬の寒さにあたると写真のように紅葉します。

最近では、和風庭園だけでなく、洋風の住宅のシェードガーデン(日陰の庭)や、マンションの外構にも良く使われているそうです。
「放っておいても枯れず、季節ごとに花も実も楽しめる」という点は、忙しい現代の日本人にとっても、気負わずに付き合える身近な自然と言えるのかもしれませんね。

 

ひそやかに  黄(き)の花ひらく  柊南天
さわらずともただ  ぬくもりをくれる

読み人知らず

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