誕生日の木 7月26日
7月26日の誕生日の木はボタンクサギです。
もう何年も前になります。
庭にアジサイのような可愛い花が咲いているのを見つけ、近づいてみると甘い香りがするので、部屋に飾ろうと思いたち、ルンルン気分で枝を切った瞬間、
「くさっ! 」
苦い薬のような、なんとも言えない臭いに閉口してしまい、切り花にするのは諦めました。
ただ、あんまり臭いので、庭全体が臭くなってくるように感じてしまいなくしてしまった方がいいのでは…と、思い切り引っこ抜いてしまいました。(引っこ抜くときの臭さと言ったら!頭がクラクラするほどでした)
それなのに、次の年にもまた生えてきて… 臭いのを我慢して引っこ抜き…
また翌年 見つけては引っこ抜き…
キリがないので諦め、以来、ブログ主の中ではその花を「臭い花」と呼ぶようになり、できるだけ近づきたくない植物となっていました。
今回、誕生日の木を調べていて、あの「臭い花」が「ボタンクサギ」であることを初めて知りました。
ボタンクサギ(牡丹臭木)
中国、インド北部原産のシソ科クサギ属の落葉低木。
別名はヒマラヤクサギ、ベニバナクサギ(紅花臭木)などで、中国では臭牡丹と呼ばれており、日本には庭木や薬草として持ち込まれたそうです。
葉は濃緑色で茎や葉柄は黒紫色。葉茎を傷つけると独特の臭気がするのが名前の由来です。
葉は広卵形で不揃いな鋸歯があり、対生します。
7月~10月に枝先に半球状の集散花序を出し、多数の花を咲かせます。蕾は濃桃色。花は薄桃色。
繁殖力が強く、地下茎から芽を出して、広い範囲に茂ります。(どうりで、ただ引っこ抜いただけではダメだったわけですね )
花言葉は「輝く美しさ」「運命」「清楚」「恥じらい」「治療」です。