6年ぶりの再会?

3月も半ばになりました。暖かい日が続いたなと思ったら、肌寒く感じる日があったり…
三温四寒という言葉がありますが、こうやって暖かい日と寒い日とを繰り返しながら、だんだんと春が近づいてきているのだな~と実感する毎日です。

先日の通勤時のこと。途中にある家の庇に、鮮やかな青い腹をした鳥がとまっているのを見かけました。あっ、イソヒヨドリだ!
そう思った途端、6年前の記憶が蘇りました。

6年前にも、全く同じ場所でイソヒヨドリを見かけていたのです。
その時のこと、記事にもしています。良ければそちらもご覧ください。

イソヒヨドリ

写真を撮ろうと、慌ててスマホを鞄から取り出そうとしたその時、「バッ」と羽音がして、褐色の鳥が飛び立ちました。驚いてそちらを見ると、メスのイソヒヨドリでした。庇に目を戻すと、青いオスはまだそこにいて、飛び立ったメスの方を気にするように体の向きを変えていました。

しばらくすると、オスは屋根の上へと移動し、姿が見えなくなりました。
その少し後を追うように、メスも同じ方向へ飛んでいきました。
二羽の動きには、確かな連携と、互いを気にかけるような距離感がありました。
あとで写真を見返してみると、偶然にもオスとメスがそれぞれこちらを向くように写っていて、まるでお互いを心配し合っているようにも見えました😊

 

メスのイソヒヨドリ
オスのイソヒヨドリ

鳥の世界にも、こんな風に”気配で通じ合う瞬間”があるのかなぁ~と思うと、なんだかホッコリした気分になりますね😊


イソヒヨドリの寿命は5〜7年ほどと言われています。
6年前に見たあのオスと同じ個体かどうかは、正直わかりません。
ただ、イソヒヨドリは縄張り意識が強い鳥だそうで、特にオスは気に入った場所(庇や屋根などの見晴らしのいい高いところ)を自分のテリトリーとして長く使い続ける傾向があるそうです。
街中や住宅地に適応した個体が増えている今、「同じ庇を何年も『自分の場所』と認識して同じエリアに戻ってくる可能性は十分にあるそうです。


もし6年前と同じ鳥だったとしたら…
「お嫁さんを連れて戻ってきたの?」
そんな想像が自然と浮かんできて、思わず笑ってしまいました。

たとえ別の個体だったとしても、同じ家の庇がイソヒヨドリにとって“安心できる場所”であり続けているということには変わりありません。鳥たちにとっての小さな名所のようなものが、私の通勤路の中にひっそりと存在しているのだと思うと、それだけで日常が少し豊かになったような気がしました。

同じ場所に、同じ鳥が姿を見せる。
それだけのことなのですが、日常に小さな物語を見つけ出したような、嬉しい気持ちになりました。

 

サンシュユもたくさんの花をつけていました。

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