イソヒヨドリ

九州から東日本に延びた梅雨前線の影響で、太平洋側を中心に大雨となり、各地で洪水や土砂災害が発生しています。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

今現在、京都市内は小康状態のようですが、まだまだ大雨が予想されます。
九州から四国、近畿、東海にかけての各地では引き続き、大規模な土砂災害や河川の増水、氾濫による浸水に厳重な警戒が必要です。

コロナ過の中、三密を避けるために、避難所へ行くのを躊躇される方がいらっしゃると聞きます。
でも、今は、どうか命を守るための行動を。
「何でもなかった」「何も起こらなかった」
そうなることが最善の結果であり、何も起こらないように動くことが安全対策です。
早め、早めの行動を取るように心がけたいものですね。


さて、今朝、通勤途中に、変わった鳥を見かけました。

慌ててスマホを取り出したので、モタモタしているうちにどこかへ飛び立ってしまい、結局1枚しか写真が撮れませんでしたが・・・💦

全体が青色で、お腹の部分がオレンジの鳥でした。結構大きくて、20cmぐらいはあったように思います。

調べてみると、イソヒヨドリという鳥のようです。

イソヒヨドリ(英名:Blue Rock Thrush  学名:Monticola solitarius)
スズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属に分類される鳥類で、ユーラシア大陸、アフリカ大陸から太平洋の島嶼に広く分布している。日本では、その和名どおり磯や岩場でよく見られる。
ヒヨドリと名がつくもののヒヨドリとは近縁ではなく、ツグミに近い仲間。
体長は21~23cmほどで、ややメスが小型だが雌雄のサイズの差はさほどない。
被毛の色は大きく雌雄で異なり、オスは頭から胸、背、腰までが青藍色。腹は赤褐色。翼と尾は黒っぽい。メスは全体が灰褐色で、背は腹より黒っぽく、鱗様の模様がある。

どうやら、今朝見かけたのは雄鳥の方だったようです。

雄鳥
雌鳥

こんな街中で・・・とビックリしたのですが、近年イソヒヨドリは都市部のビル街や住宅街での繁殖も確認されるようになっているそうです。
イソヒヨドリは、高山帯や海岸の崖地を好む性質を持っているそうなので、この好みに、現代のビル街や緑の公園が多い市街地が、マッチしたのかもしれませんね。

イソヒヨドリは狩猟能力に優れており、磯ではカニやフナムシ、都市部ではなんと!ゴキブリやネズミも捕らえて食べるそうです😳

鳴き声が美しいのも特徴で、美しい澄んだ声でさえずるそうです。聞いてみたかったです、残念😥
また、同じ個体のさえずりでもレパートリーをいくつか持っているとされていて、繁殖期に外敵が巣に近づいたときなどには、頭と尾を交互に上下させながら「ヒィヒィヒィヒィ」「グェグェグェ」といった警戒声を発することでも知られているそうです。芸達者なんですね😉

イソヒヨドリは人懐っこい性格らしく、餌付けをすれば、比較的容易に手に乗って餌を食べるほど慣れることもあるそうです。人間の生活圏内で繁殖していくうちに、警戒心がなくなっていったのかもしれませんね。

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