皮むき体験
10月3日(土)「京銀ふれあいの森」で「皮むき体験」が行なわれました。
あらかじめ間伐し玉切りしておいたヒノキを使い、皮むき体験をしていただきました。
ヒノキの皮は檜皮(ひわだ)と呼ばれ 檜皮葺(ひわだぶき)の屋根の部材として珍重されてきました。今では伝統的な古建築に残されているのみで、一般的に使われることはありませんが・・・
檜皮を採取する技能者を原皮師(もとかわし)といいます。原皮師は山に入り生きたままの檜から皮を剥いていきます。幅60~70cm、長さは10mにも及ぶそうです。
参加者の皆様には、原皮師の気分になって(?)楽しんでいただきました。
今回は杉で作ったヘラを使って皮を剥いていただきました。
慣れてくると 面白いほどツルッと剥けます
最後は、ほぼ1枚にきれいに剥けました
皮むきは子供さんでも出来る簡単な作業ですが、やってみると意外とハマッてしまいます
樹皮の下から現れる木肌の美しいことちょっとした感動です。
今回も参加者の皆様には楽しんでいただけたようで、スタッフ一同、嬉しく思いました。
お疲れさまでした。