誕生日の木 9月12日

9月12日の誕生日の木はシンジュ(神樹)です。

シンジュはニガキ科ニワウルシ属の落葉高木です。
別名 ニワウルシ(庭漆) 学名 Ailanthus altissima

「ウルシ」とついていますが、ウルシ科の仲間ではなく、ウルシのようにかぶれる心配はありません。

中国北部原産で、日本には明治の初めに入ってきました。

繁殖力が旺盛で、裸地で真っ先に繁殖する先駆植物の一つです。
地中の根から芽を出したり、タネが風に運ばれて野生化することが多く、山野や空き地、公園、道路の中央分離帯など、さまざまなところで見られます。シンジュサン(神樹蚕)の食樹としても知られ、その養蚕目的に栽培されたことも各地に野生化した原因の一つと言われています。

成長が速く、急激に大きくなるため、現在では「侵略的外来生物」の扱いとなって、植栽されることはほとんどないそうです。

シンジュは雄木と雌木がある雌雄異株の樹木で、樹高は10m~25mになり、勢いよく四方八方に葉を広げます。

葉っぱは小葉が集まって一つの葉を形成する複葉で、全体の長さは40cm~1mになります。
葉柄をはさんで左右に小葉が並び、先端に1枚の細長い頂小葉がつくことがあります。

小葉は先端の尖った長卵形で、つけ根ににぶい鋸歯状の突起が1~2対あるのが特徴です。
葉ほ表面は無毛。裏面は主脈にそって短毛が生えます。


樹皮は灰色で、細かく浅く縦に裂けます。

開花期は6~8月で、枝先から10cm~20cmの花穂を出し、緑白色の小花をたくさん咲かせます。雄花は花弁は5個、雄しべは10本で雄しべは退化しています。
雌花には退化した雄しべが10本、先が5裂した柱頭があります。

果実は長さ4cmほどの平べったい長楕円形で、真ん中に平たい円形のタネが1個入っています。
熟す過程で赤みが強くなり、その時期は遠目から見ると花が咲いているようにも見えます。

シンジュ(神樹)という名前の由来ですが、英名Tree of Heaven、独名Götterbaum(神の樹)を直訳したものと言われています。
学名のAilanthusは、同じ属であるモルッカシンジュが現地(モルッカ諸島)の言葉で「アイラント(天の木)」と呼ばれていたことに由来します。種小名のaltissimaは「非常に高い」という意味です。この「アイラント」がドイツ語でGötterbaum、英語でTree of Heavenと訳され、それが更に日本語にも訳されたわけです。「神樹」と書くと、なにか神聖な印象を受けますが、本来は「天まで届く高木」という意味で、神様には関係ないようです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

前の記事

誕生日の木 8月30日

次の記事

誕生日の木 9月20日