アオサギ

ここ数日、通勤時に赤トンボが群れをなして飛んでいるのを見かけるようになりました。
まだまだ日中は夏の日差しが強いですが、空気が柔らかくなってきた気がします。
そこかしこに秋の気配が感じられるようになりましたね。

災害レベルの大雨が降った8月でしたが、先日訪れた賀茂川は水位が戻っていました。

上の写真を撮っていてフト気づいたのですが、アオサギがじっと立っていました😲
わかりますでしょうか? 上の写真では、下側の真ん中あたりです。


水位は低いとは言え、結構流れは急だったのですが… 微動だにせずじっと立ちすくんでいました💦
あたかも哲学者のような風情で…

アオサギは、古代ヨーロッパではもともとフェニックスの由来となる鳥・ベヌウとされていて、神のように崇拝されていたことから、見ると縁起が良いといわれているそうです。
またネイティヴアメリカンにとっては、自己実現を象徴する聖なる鳥だとか。

日本では神の御使いであるといわれていて、サギの飛来する場所は神域を意味し、魔や厄を祓うパワーがあるとのこと。

野生のアオサギにはスピリチュアルメッセージなるものがあるそうで、調べてみたところ、

「自分で決める」
「自分を信頼する」
「進歩」
「進化」
とありました。 

スピリチュアルメッセージがどういうものか、よくわからなかったのですが、
なんとなくタイムリーな気がして、一人で納得してしまいました😆

混沌とした世の中で、いろんな情報に踊らされ、何を信じていいのかさえわからなくなる…
傷ついたり迷ったり…
そんな時は、ゆっくり時間をかけて自分を見つめ直すのもいいかもしれませんね。



少し下流にはシラサギが2羽でくっついたり離れたり…😆
最初喧嘩してるように見えたので、縄張り争いでもしてるのか…とも思いましたが、シラサギも求愛のダンスをするそうです。8月頃までが繁殖期とのことですので、その可能性もありますね。

サギについて調べていて少し驚いたのですが、サギ科は「ペリカン目」に属するそうです😲
かつてはコウノトリ目に属していたそうなのですが、近年になり詳細な遺伝子解析が行われ、系統的にペリカンの近縁であることがわかり、ペリカン目(Pelecaniformes)に分類されることになったそうです。

ペリカンと言えば、大きな、人懐っこい鳥…という印象で、ソクラテスのようなアオサギとは私の中であまりにイメージがかけ離れていました😆

でも、ペリカンか…と思いながら、再度写真を見ていると、子供たちに愛されたペリカン、カッタ君に見えてくるから不思議なものですね。

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