岩清水八幡宮

岩清水八幡宮に参拝してまいりました。

岩清水八幡宮
 平安時代前期に八幡宮総本社の宇佐神宮(大分県宇佐市)から勧請された神社で、京都盆地南西の男山(鳩ヶ峰、標高143メートル)山上に鎮座する。皇室からは遠国の宇佐神宮に代わり二所宗廟の1つとして崇敬されるとともに、京都の裏鬼門(南西)を守護する神社の代表格として鬼門(北東)の延暦寺とともに重要視された。武家からは特に源氏が武神として信仰し、源氏の広がりとともに壺井八幡宮・鶴岡八幡宮など、当社から各地に八幡宮が勧請された。

創建以来、当社は境内の護国寺と一体になる宮寺形式をとった。往時は多くの堂宇が所在し山麓も壮大であり、その様子は山麓社殿を八幡宮と勘違いしたという『徒然草』の話で知られる。その後、明治維新の神仏分離において仏式は排除された。仏式で行われていた放生会もまたその際に「石清水祭」と名を変えたが、現在も同祭は大祭として葵祭・春日祭とともに日本三大勅祭の1つに数えられる。

境内は国の史跡に指定されており、大きく分けて本宮のある山上の上院と、頓宮や高良神社のある山麓の下院とから成る。また、本社10棟の建物が国宝に指定されている。(wikipediaより)

御祭神は応神天皇(おうじんてんのう)、比咩大神(ひめおおかみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)。三座の神々を総称して「八幡大神(はちまんおおかみ)」。
御神徳は国家鎮護、厄除開運、必勝、交通安全、安産、病気平癒。

 

境内面積は約25ヘクタール(約7万6000坪)だそうです。

ハイキングコースもあり、森林浴を兼ねての登山も楽しめます。

こちらが南総門。
写真ではわかりにくいですが、奥に見える社殿、少し西を向いています。
参拝の帰り、ご祭神に対して背を向けないように、中心をずらして建てられているのだそうです。

 

参道には石灯籠が並び厳かな雰囲気でした。

鬼門封じ

信長塀

 御神木「楠」 樹齢約700年だそうです。

 

参拝した日は、岩清水八幡宮の摂社で地元の氏神様として崇められている高良(こうら)神社の「太鼓祭りの日」だったようで、表参道を下っていると、町内を練り歩く太鼓の音が聞こえてきました。

静寂な森の中、ドンドンドンと響いてくる太鼓の音が、とても幻想的でした。
 

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