2022年 壬寅

🎍新年明けましておめでとうございます🎍

新しい年が皆様にとって良い年でありますように
心よりお祈り申し上げます


今年の干支は「壬寅(みずのえ とら)」です。
は十干の9番目にあたり、生命の循環で言えば終わりの位置に近く、次の生命を育む準備の時期を表し、「厳冬を耐えて内に蓄えた陽気で次代の礎となる」といった意味を持っています。土の下で芽が膨らんで土がぐんと盛り上がっている様子…もしくは生き物が子孫を残すための繁殖期のイメージだとか。
陰陽五行説では、壬は「水の陽」を意味する「水の兄」と表記され、厳冬・静謐・沈滞などを表しています。

は十二支の3番目で、生命の循環で言えば初めの一に近く、春の胎動を感じる新しい生命の誕生を表し、「螾(ミミズ)に通じ、春の発芽の状態」の意味を持ちます。
陰陽五行説では「木の陽」に分類され、強く大きく成長するといったことを表しています。

「壬」と「寅」の関係は「水生木」の「相生」と呼ばれる組み合わせで、これは水が木を育み、水がなければ木は枯れる…つまり「壬」が「寅」を補完し、強化する関係だそうです。

これらを合わせ考えると、陰陽五行説から見た2022年の干支「壬寅」は、「陽気を孕み、春の胎動を助く」 冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれることを表しています。

コロナ禍に丸2年近く覆われているこの世界…
厳しい冬を越えるというイメージ通りになってくれたら、これほど嬉しいことはありませんね😭
現実はまだまだ厳しく、コロナ前の社会に戻ることは想定しづらい状況です。
それでも、一歩ずつ前進できるよう頑張るしかありません。
こんな状況だからこそ、常に明るい気持ちで、いろんなことに取り組んでいきたいものですね。

改めまして、本年もよろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

京のあれこれ

前の記事

紅葉狩り
作業日誌

次の記事