災害に思うこと

9月4日 台風21号が近畿を直撃しました。
近畿だけでなく、東海・北陸・北海道を中心に記録的な暴風となり、最大瞬間風速が全国99ヵ所で観測史上第1位を記録したそうです。

台風が過ぎ去り、その爪あとの全容がまだ全て明らかにさえなっていなかった6日、今度は最大震度7の地震が北海道で発生。

どうなってるねん、日本!
と言いたくなるぐらい、今年はあまりにも災害が多い気がします😫

亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
皆様が一日も早く日常を取り戻せるよう、お祈りしています。


我が家も3日間の停電を経験しました。
幸い、家屋に被害はなく、また水道とガスは大丈夫だったのですが、電気のない生活がこれほど不自由なのか…と実感しました。同時に普段どれだけ電気に依存した生活を送っていたかということも思い知らされました。

「永遠には続かないのだから、しばしの暗闇生活を楽しみましょう」とご近所さんと話したり、「昔はみんな、朝日と共に目覚め、日没と共に眠る、そんな生活だったんだからね」などと家族で笑いあったりしていたのですが、いざ電気が復旧すると、安堵と共にドッと疲れが襲ってきました。
電気がつかない、たったそれだけのことで(実際、昼間は会社で普段通り過ごしていたわけですから、不自由を強いられたのは夜の何時間かの間だけでしたのに)ストレスが溜まってしまうのだな・・・と自分でもビックリしました。

今回少しだけ被災者になってみて、防災への備えの大切さを再認識すると共に、実際被災したときの対応策を知っておくことも大事だと思いました。

サラダ油で作るオイルランプとか(やり方がマズかったのか、これは上手くいきませんでした💦)懐中電灯にスーパーやコンビニの白い袋をかぶせるとさらに明るくなるとか… SNSで得る情報が本当に役立ちました。

あと、こんな記事も・・・ 実践することはありませんでしたが、覚えておくことが大切だと思いました。

画像をクリックすると当該ページにジャンプします。

(9月21日追記:上記画像、リンク先が期限切れになっています。すみません😓)

 

9月10日現在で、京都市ではまだ2200軒ほど停電が続いているそうです。
電柱の倒壊や倒木で道路がふさがれ、未だ現場に入れないところもあるそうです。
弊社にも、普段の通勤路が通行止めになっているから・・・と、通常の2倍以上の時間をかけて通勤してくれているスタッフがおります。まだまだ復旧には時間がかかりそう、とのことで、一日の早い復旧を望まずにいられません。


そして、私たちも微力ながら、倒木処理等の作業をお手伝いさせていただいています。
無残に折れた木を見ると胸が痛みますが、「今までありがとう。お疲れさまでした。」
そう、心の中でつぶやいています。

自然災害の多い日本。日本の歴史は災害と向き合ってきた歴史でもあるように感じます。自然に逆らい、支配するのではなく、自然を受け入れ活かし共生してきた歴史です。自然の脅威に備えるために、自然の力を活用してきました。

自然は時に人々の命を奪う恐ろしい存在ではありますが、同時に大いなる恵みを与えてくれる存在でもあります。

戦うのではなく、自然の教えを受け入れて、自然を活かしていくことが大切なのではないかと思います。

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