春の風景②

5月も後半になりました。
暦では、もう「春」ではなく「初夏」ですが…
前回に続いて、今回も我が家の風景をお伝えしたいと思います。

まずはレモン。
今年も無事に咲いてくれました。

昨年は全部で8つの花でしたが、今年はたくさんの蕾がついています。
今日現在で、6つの蕾が開花していますが、すべて雄しべの先端に黄色い柱頭がある完全花です。
これから開花する蕾の中には不完全花もあるとは思いますが…花が咲いてくれるだけでも嬉しいものです。

柑橘類は、実が1つ生るためには葉が30枚程度必要なんだそうです。
我が家のレモンはまだまだ若く、葉も充実しているわけではないので、今年もレモンの収穫は無理かな…と思いつつ、少しだけ期待して😆見守っていきたいと思っています。

収穫の楽しみ…と言えば、山椒です。
4月の初めに芽吹いてきた山椒ですが、月末になると実を付けはじめました。

今は、実が大きくなるのを待っているところです。


先日のこと…
朝、最近の日課となっている山椒の実の確認をしていた時のこと…
小さな小さなカタツムリを見つけました。

全長1cmあるかないか…というぐらい小さいカタツムリです。成長途上の山椒の実と見比べても、その小ささがわかると思います。(ズームで撮影していますが、山椒の実の直径は5mm程度です)
カタツムリの赤ちゃんだ!と最初は思ったのですが、調べてみると「マルシタラガイ」というカタツムリのようでした。
巻貝は成長に伴い巻き数が増えるそうですが、これは4巻ぐらいあるので大人のカタツムリということですね。
寿命は1年以内で、産卵後に一生を終えるそうです。

このように毎日観察を続けていると、思いがけない生物に出会うことがあります。

今朝も初めての虫を山椒の木で見つけました。

赤丸の中ですが…わかるでしょうか?
最初は緑のカメムシ?と思ったのですが、赤い色の部分があるし、変な触角のようなものがあるし…なんや、これ?と思いました。調べてみると…「ハサミムシツノカメムシ」という名前のカメムシの一種のようです。
カメムシはものすごいたくさんの種類があるそうで、世界で約 40,000 種、日本には 55 科にわたり 1,300 種以上が分布しているそうです。このところ日本各地でのカメムシ大発生が話題になっていますね。我が家も春先はカメムシに悩まされ、ようやく落ち着いてきたところです。我が家では茶色のカメムシ(クサギカメムシ)がほとんどで、話題になっている緑色のカメムシ(ツヤアオカメムシ)はほとんど見かけません。(因みに…最近まで、カメムシは赤ちゃんの時は緑で、成長するにつれ茶色になっていくのだと信じておりました😅)
あの強烈な臭いは、外敵から身を守るため…だそうですが、悪臭の主成分はアルデヒド系の毒であり、密閉された容器に閉じ込めると、ストレスを感じて分泌液を出し、なんと自分や仲間の出すそのニオイで死んでしまうこともあるとか😅

カメムシの中には臭いを出さない種類もあるそうですが…
ハサミムシツノカメムシはどうだったのでしょうか?

恐ろしくて試すことなどできませんでした😂

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